20歳以上のおよそ二人に一人は高血圧です!
高血圧症は、収縮期:140mmHg以上/拡張期:90mmHg以上が診断基準です。
高血圧症には、本態性高血圧症と二次性高血圧症があります。
- 本態性高血圧症
原因の判らないものをいい、高血圧症の約90%がこれに入ります。
本態性高血圧症は遺伝的な因子や生活習慣などの環境因子が関与しており、生活習慣病といわれています。
- 二次性高血圧症
体の中に血圧上昇の原因となるはっきりした病気(内分泌の病気など)がある時にはこれを二次性高血圧症と呼びます。専門的な医療機関の受診が必要になることがあります。
◆高血圧の合併症
高血圧による動脈硬化がすすみます。脳出血や脳梗塞、大動脈瘤、腎硬化症、心筋梗塞、眼底出血などの原因となります。また心不全になることもあります。
◆治療
食事療法、運動療法などの生活習慣の改善を行うことが大切です。
これらの治療を行っても十分に血圧が下がらない場合、併せて薬物療法が検討されます。
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特定健診では、生活習慣病の予防のために、対象者(40歳~74歳)の方にメタボリックシンドロームに着目した健診を行います。
ちなみにメタボリックシンドロームとは、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい病態を指します。
受診券があれば当クリニックでも特定健診をしていただけます!(無料で行えます!)
かかりつけの患者さんは定期診察日に特定健診もできます。
予約制ですので、クリニックで相談してくだいね!