乳幼児の弱視を検査できる「スポットビジョンスクリーナー」の開始のご案内です。
こどもの目の機能は、3歳頃までに急速に発達し、6歳から8歳頃までにほぼ完成します。
その時期に斜視や強度の屈折異常があったり、光が目の中にはいることが妨害されたりすれば、適切な視覚刺激がうけられず、健全な視力の発達が阻害されて弱視につながることがあります。
弱視はこどもの50人に一人に起こると言われています。
(弱視とは、眼鏡やコンタクトレンズなどをしても、視力が十分に出ない状態をさします。
弱視の原因は屈折異常弱視、不同視弱視、斜視弱視、形態覚遮断弱視があります。)
適切な時期に治療を受けると良く見える目に育ちます。(早期発見・早期治療が重要)
3歳頃までに弱視を発見できると、視力はかなり回復します。
当クリニックでは、弱視のお子さんの早期発見に、弱視のスクリーニング検査にスポットビジョンスクリーナーという機械を導入しました。
◆検査方法
1m程度離れた位置からカメラで写真をとられるような感覚で検査を受けることができます。検査は数秒から数十秒でおわります。痛みはありません。
◆検査の費用
当クリニックで乳幼児健診や入園前健診を受けられる方は、無料で実施可能です。
上記以外で希望される方は500円で実施します。
希望される方はクリニックにご相談ください。